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ものづくり医療コンソーシアムとは

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理事長挨拶

一般財団法人ものづくり医療コンソーシアム 理事長 河田 則文

この度、一般財団法人ものづくり医療コンソーシアムの第3代目理事長を拝命いたしました河田則文です。2019年の年末に突然中国武漢で発生した新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の蔓延により世界中の生活様式が一変しました。ニュースを見ていますとマスクをする習慣が無かった欧米人が街角でマスクをして歩いています。現在2020年8月末ですが、海外への自由な渡航はできません。国内ですら他府県への移動の自粛が求められ、集会が行えない状況です。大学の講義も様変わりしました。大阪市内へ出かけてみますと閉まっている飲食店が散見されます。正に、「日常」が新しい感染症の発生により「非日常」へと変化してしまい、「非日常」を受容することが求められると同時に、それに適応して私たち自身が「変化」しないといけない事態に陥っています。即ち、「当たり前」ということは環境や社会が安定した平時にのみ言えることであって、突然の変革に対しても対応できる準備と余力を持ち合わせておく必要性が問われています。逆転の発想が今正に必要です。「禍福はあざなえる縄のごとし」。

医学の分野も同じです。科学技術の革新的な発展により、診断法、治療法が進歩し、早期発見・早期治療を行えば、「不治の病」と考えられてきた癌を治せる時代になりました。進行癌でもある程度制御できる薬ができてきています。日本人に多い糖尿病、高血圧、脳梗塞などに対しても早期診断を行い、早期治療介入を行えば、短期間の入院のみで、あとは外来で薬物療法を行ないながら経過を見れば良いところまで来ています。その一方で、治療法の全くない感染症、希少疾患や加齢に伴う身体機能の低下(老化、ロコモ、認知症など)についてはまだまだ研究が必要です。即ち、私たちは理解ができた範囲内で医学を駆使はしているのですが、人体の仕組みは複雑でそう簡単に解明できるものではないし、突如出現するウイルスなどに慌てふためくくらい健康を「安定」に保つことは困難です。

医療現場も同様であろうと考えられます。即ち、種々の医療や検査機器、病気の方を支援する方策や社会の仕組み、病気の方や高齢者の療養環境、超高齢化社会の問題点など大学や研究所の研究のみでは解決できない多種多様で裾野の広い分野が未開拓で残っています。「こういう器具があれば手術がやりやすくなるのに」とか「こういう機器があれば健康状態の把握が遠隔でできるのに」とか、医学に限らず人が生活をする上で利便性を高めるアイデアが身の回りに溢れていることが推測されます。人は貪欲です。美味しいものを食べたい、疲れが取れる睡眠をとりたい、何歳になってもドライバーの距離が落ちないようにしたい。このような欲求の下に医療でも利用できるアイデアが隠れているように思えます。

一般財団法人ものづくり医療コンソーシアムがアイデアを創造する集団として、医療のみならず人生のQOLを高める成果を世に発出できることを祈願しております。

一般財団法人ものづくり医療コンソーシアム 理事長
医学研究科長・医学部長、肝胆膵病態内科学 教授
先端予防医療学 教授(兼任)、中央部門輸血部 部長(兼任)
University College London 客員教授
Hanoi Medical School 名誉教授
一般財団法人ものづくり医療コンソーシアム 理事長 河田 則文

理念について

ものづくり医療コンソーシアムは医療従事者(大阪市立大学医学部を中心とする)と企業部会(ものづくりを中心とする中小企業)から構成され、患者様のために尽くす医療従事者と、ものづくりに取り組む企業部会のかけがえのない交流の場となります。

本コンソーシアムの設立意義

「医療」をベースとした上で「相手を思う気持ちが先」という考えがあります。
医療従事者はあらゆる医療行為の中から出てくるニーズを提供し「企業部会の発展を力強く後押し」し、企業部会は「医療従事者が発信する医療アイディアを具現化し世に広め、大阪市立大学付属病院や関連病院の評価を高らしめ、ひいては大阪市立大学医学部及び附属病院を東洋一のメディカル拠点に」との強い決意があります。ここでいう「医療」とは医療分野の他、未病・予防・介護・設備支援を含む広い範囲を指します。
そして互いが目指す先には「病気と闘う患者様やその家族支援」があり、その為に立ち上がった「サムライ」こそ本コンソーシアムの会員である。

企業部会の「理念」

私たち「サムライ」は

  • 1.自利より他利を優先します。
  • 1.医療環境をものづくりの力で向上させます。
  • 1.医療従事者との交流を生産活動に生かします。

当企業部会の他にない特徴

1.
大阪市立大学医学部を中心とする医療従事者からの様々なニーズを吸収出来る(会員企業は守秘義務契約を交わすことで最新情報を入手出来る)。
2.
医療従事者との関係において、企業部会は下請け的位置付けでなく、互いに親睦を深め、アイディアを共有し開発を実現していく同志である。
3.
医療ニーズを実現化することで、社会貢献・ニュービジネス立上げ・業績向上が可能である。
4.
会員企業同士が親睦を図る中で、医療従事者からのニーズの共同開発はもとより会員同士によるビジネスにつなげていける。

概要

概要

2013年8月30日に、一般財団法人ものづくり医療コンソーシアムを設立いたしました。
設立の目的としましては、政府機関、企業、医療機関及び研究機関等が有している人材、
資金及び知識や経験を互いに活用することにより、先端的な医療技術分野、工業技術分野等における研究の推進、研究成果の育成、技術移転、人材の育成、学術文化の振興等を産学官の連携のもとに行い、
我が国における医療技術の振興と産業基盤技術の強化を図り、もって産業の発展及び生活の質的向上に寄与することです。

事業としましては、次の非営利事業を行う予定です。

  • 1.
    ものづくり及び医療に関する会員相互の技術及び人的交流に関する研修会の運営及び開催
  • 2.
    会員に対するものづくり技術・医療技術に関する調査研究及び情報提供
  • 3.
    会員に対する新しい医療機器や器具に関する研究に対する助成
  • 4.
    ものづくり技術及び医療技術に関する知的財産権の獲得支援
  • 5.
    関連団体及び国際機関等との情報交換、連絡調整及び協力
  • 6.
    前記の活動に関する機関紙の発行等の広報活動
  • 7.
    前各号に揚げる事業に附帯関連する一切の事業

定款はこちら [PDF]