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ものづくり医療コンソーシアムとは
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理事長挨拶
一般財団法人ものづくり医療コンソーシアム第4代代表理事の鶴田大輔でございます。
一般財団法人ものづくり医療コンソーシアムは2013年に設立されました。大阪公立大学医学部・医学研究科、関連病院と、ものづくりの発祥の地である大阪の産業基盤との融合により、産業の発展と生活の質的向上を目指す、当時としては大変斬新な組織のスタートでした。
おかげさまで、既に11年の歴史を刻み、様々な実績を積み重ねて参りました。
その例としては、貼れ晴れシート、フレックスパンダー、下町スコープ、しきっちゃオなどがございます。
医療の発展のためには、医学部というクローズドな組織のみでは限界があります。広い社会的視点が必要です。医学部の中のみでは、研究のための研究を行ってしまうこともあります。
一方で、このような組織により、いわゆる社会的ニーズに立脚したシーズの展開を目指すことが容易になると考えます。
また、医学以外の領域のプロフェッショナルの視点から、社会を変革できる「もの」を作りだすことができるかもしれません。
これまでの10年に積み重ねてきた実績に奢ることなく、今後次の10年では、若い力も結集しつつ、新たな、真に革新的なものづくりを進めることが目標となっています。
ぜひ、ご支援のほどお願い申し上げます。
一般社団法人ものづくり医療コンソーシアム代表理事
大阪公立大学医学部長・大学院医学研究科長
理念について
ものづくり医療コンソーシアムは医療従事者(大阪公立大学医学部を中心とする)と企業部会(ものづくりを中心とする中小企業)から構成され、患者様のために尽くす医療従事者と、ものづくりに取り組む企業部会のかけがえのない交流の場となります。
本コンソーシアムの設立意義
「医療」をベースとした上で「相手を思う気持ちが先」という考えがあります。
医療従事者はあらゆる医療行為の中から出てくるニーズを提供し「企業部会の発展を力強く後押し」し、企業部会は「医療従事者が発信する医療アイディアを具現化し世に広め、大阪大学付属病院や関連病院の評価を高らしめ、ひいては大阪公立大学医学部及び附属病院を東洋一のメディカル拠点に」との強い決意があります。ここでいう「医療」とは医療分野の他、未病・予防・介護・設備支援を含む広い範囲を指します。
そして互いが目指す先には「病気と闘う患者様やその家族支援」があり、その為に立ち上がった「サムライ」こそ本コンソーシアムの会員である。
企業部会の「理念」
私たち「サムライ」は
- 1.自利より他利を優先します。
- 1.医療環境をものづくりの力で向上させます。
- 1.医療従事者との交流を生産活動に生かします。
当企業部会の他にない特徴
- 1.
- 大阪公立大学医学部を中心とする医療従事者からの様々なニーズを吸収出来る(会員企業は守秘義務契約を交わすことで最新情報を入手出来る)。
- 2.
- 医療従事者との関係において、企業部会は下請け的位置付けでなく、互いに親睦を深め、アイディアを共有し開発を実現していく同志である。
- 3.
- 医療ニーズを実現化することで、社会貢献・ニュービジネス立上げ・業績向上が可能である。
- 4.
- 会員企業同士が親睦を図る中で、医療従事者からのニーズの共同開発はもとより会員同士によるビジネスにつなげていける。
概要
2013年8月30日に、一般財団法人ものづくり医療コンソーシアムを設立いたしました。
設立の目的としましては、政府機関、企業、医療機関及び研究機関等が有している人材、
資金及び知識や経験を互いに活用することにより、先端的な医療技術分野、工業技術分野等における研究の推進、研究成果の育成、技術移転、人材の育成、学術文化の振興等を産学官の連携のもとに行い、
我が国における医療技術の振興と産業基盤技術の強化を図り、もって産業の発展及び生活の質的向上に寄与することです。
事業としましては、次の非営利事業を行う予定です。
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- 1.
- ものづくり及び医療に関する会員相互の技術及び人的交流に関する研修会の運営及び開催
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- 2.
- 会員に対するものづくり技術・医療技術に関する調査研究及び情報提供
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- 3.
- 会員に対する新しい医療機器や器具に関する研究に対する助成
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- 4.
- ものづくり技術及び医療技術に関する知的財産権の獲得支援
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- 5.
- 関連団体及び国際機関等との情報交換、連絡調整及び協力
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- 6.
- 前記の活動に関する機関紙の発行等の広報活動
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- 7.
- 前各号に揚げる事業に附帯関連する一切の事業
定款はこちら [PDF]